「緊張の夏」
先日、ドラム隊は日本ジャンボリーにむけての合宿を行ないました。スカウト達も熱がはいってきて、休憩時間にも自然に演奏の話題。「そろそろ寝ろよ〜」という指導者の声もほどほどに、スカウト達は夜遅くまで自主練習をしていました。いよいよ残り2週間をきり、気合いも充分です。 今回の合宿では、練習中にカブスカウトが手作りの和菓子を差し入れしてくれました。そのお礼にドラム隊はカブスカウトにドラムを教えてあげました。ドラム隊のスカウトも普段はあまり見せないような表情でカブスカウトを指導。20分という短い時間でしたが充実した時間となりました。 その後、練習中の演奏をカブスカウトに披露することに。スタンバイ中にふと目をやると、目をまんまるにして冷や汗をかいてるスカウトが一人。
僕「え、どうしたの!?」 スカウト「緊張してきた…」 僕「カブスカウトしかいないのに!?」 スカウト「はい…」
ジャンボリーでは2万人以上の前での演奏になります。20名にも満たないカブスカウトの前の演奏で緊張されてては困るわけですが、それはそれ。ひとつひとつの演技を大切に、きちんとやらなければいけないという気持ちの表れだと思い、うれしくなりました。 今回のジャンボリーは、参加するドラム隊のスカウト達にとっても指導者にとっても、特別なジャンボリーになる事を確信しています。閉会式の花火を見て各々のスカウトが何を感じるかはわかりませんが、僕はその花火を見て感動で涙が止まらないような気がします。 スカウト達の真剣な表情を見ていると、正直、練習中の演奏でさえ感動してしまう事もありますから^^; 涙腺、緩くなったもんです…。 (BS南砺第3団BS隊長)
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カブスカウトバンドの演奏は当団HPで動画で見る事ができます!
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