トップ > よみもの > となみ野・むかしがたり

となみ野・むかしがたり
 

私はとなみ野に伝わる民話や伝説を語り継いでいます。 砺波市・南砺市・小矢部市には様々なお話がありますが、 そんなお話の中から、とっておきのものをお話しします。 またみなさんの知っているお話がありましたら、ぜひお寄せくださいね。 それでは、はじまり、はじまり…。

掲載日:2017年4月16日
第1回 竜宮淵の伝説(後篇)

 その日から三日三晩、怪物は暴れ続けました。そこで村人たちは、この怪物を鎮めてもらうにはどうすればよいかを話し合いました。「そうだ、村の守り神である竜神様にお願しよう。」
 「竜神様、竜神様、どうぞ村をお助けください。」「怪物が暴れて困っております。何とぞ怪物をやっつけて下さい。」村人たちは一生懸命にお願いしました。すると曇っていた空の一点が急に明るくなり、一筋の光が竜宮淵にさしました。その時、突然ゴォーと大きな音がしたかと思うと、その淵のまん中から竜が姿を現しました。竜は村人たちの願いを聞き届けてくれたのか、やさしくうなずいて空へ飛び立ちました。
 ザァザァザァザァーン、ドドドドドーン、ピカリ、ドドーン
 竜は火をふき、鋭いつめで何日も怪物と闘いました。崖の淵まで追いやられた怪物は、竜の最後の一撃で崖の下へ突き落とされました。
 その後、田畑に溢れ出た水は引いて元通りになりました。村人たちは大変喜び、この竜神様を大切にお祀りしました。
 今でも、子撫(こなで)川の上流にあるこの青くよどんだ淵に竜が住んでいると言われています。

−おしまい−


紙芝居『竜宮淵の伝説』 作・ひまわりグループ


今日はどんなお話をしようかね…。
となみ野おばあちゃん

となみ野おばあちゃん、 となみ野、
私たちの故郷・となみ野には古くから多くの民話や伝説があり、先祖代々語り継がれてきました。
TSTとなみでは、そうした地域の良さを伝えるお話を紹介します。
3月までは、平成15年度に小矢部市郷土愛護セミナー「ひまわりグループ」さんが手掛けられた、『ふるさとの民話〜小矢部〜』よりご紹介いたしました。
4月からは南砺市・砺波市のお話を随時ご紹介いたします。
e-mail info@e-tonamino.com
URL

Copyright (c) Tonami Satellite Television Network All rights reserved.