第14回 日本ジャンボリー：その２「メジャーデビュー」
期間中に、スカウトだけで自主的に練習をしているシーンを多々見かけました。高校生を中心に、真剣な表情で練習している彼ら姿は、ジャンボリーに来てよかったと思う瞬間の一つでもありました。
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一人のスカウトが普段ボクのやっているポジションのメジャー（指揮）をやっていました。大人抜きでの自主的な練習なので、誰かがボクの代わりをしなければ行けないのは当然です。それを見かけて一言。
僕「お♪うまいぜ☆ 後半の掲揚パレードのメジャーやってみる？」
スカウト「え、やらせてもらえるんですか？」
僕「やる気があるなら、今から練習しよう。」
スカウト「はい」
と、いうことで、彼は急遽現地の練習でメジャ−デビューすることに。
スカウトが指揮をするのは今のスカウト達は経験したことがありません。不安を拭うように自然に予行演習的な練習が始まっていました。掲揚パレードは、ドラム隊だけではなく、ファンファーレ隊やカラーチームなど、様々な隊が協力して行う式典なわけですが、他隊の役をするスカウト・ドラム隊役のスカウトといった役割分担も行われての模擬練習。これが新しいメジャーをバックアップしようと「あ、僕ファンファーレやる☆」と行った風に自然に始まった練習だったのが印象的でした。
そして本番。緊張した面持ちでしたが、無事に大役をはたすことが来ました。後から見にきた見学隊もいつもと違うメジャーに驚くと同時に、「なかなかカッコイイね」とお褒めの言葉も。
なりゆきで起った出来事でしたが、バンドにとってはよい経験が出来た出来事でした。今後も彼らの活動にも期待出来そうです。
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ジャンボリーでの様子は当団HPでご覧いただけます！ 是非遊びにいらしてください。
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