「新しいチャレンジ」
福野のヘリオスで行われたヘリオス音楽祭で、ドラム隊として演奏をしてきました。一年の演奏の中で、唯一入場料がある本番です。
会場で見ている方にはわからなかったと思いますが、今年はある意味ドラム隊としていろんなきっかけになる演奏会でした。まずは秋にカブ隊から上進してくる5年生のドラムデビュー戦。9月からの2ヶ月もない練習時間の中、意欲的に一生懸命練習し見事な演奏を見せてくれました。「強化教育」という言葉があるそうですが、興味を持ったり感動したりすると、脳内のドーパミンが多く分泌され、学習効果があがるそうです。ジャンボリーの見学隊でドラム隊の演奏を見たカブ隊の5年生達が、強化教育になっていたかはわかりませんが、将来が非常に楽しみになりました。
そしてメジャー(指揮)のステージ演奏デビュー。数年ずっと僕が指揮をやっていたのですが、ジャンボリーの時に「メジャーをやりたい」といってきたスカウトに思い切って指揮をまかせました。ただ棒をふるだけではなく事前の練習のときからバンドをまとめていかなければなりません。今回デビューの5年生も含めてよくまとめてくれたと思います。先輩が後輩に教え、スカウトだけでバンドを作っていく…こういう姿こそ、ボーイスカウトでドラムをやっている意味だと、僕は考えます。教えて、やらせて、うまくいった…ではないのです。自分達で考え、周りを見渡し、後輩を気遣う姿…。近年、だんだん理想のバンドらしくなっていく手応えを感じています。
パートもジャンボリーから一新し、新曲も追加。新しいチャレンジが非常に多いステージでした。今回僕は客席でスカウト達の演奏を見守っていましたが、彼らの気迫のこもった演奏をみちゃうと、太鼓を叩きたくなってしまいます。今度はプレーヤーで出ようかなぁ〜…。
|
|
演奏の様子はHPで動画でご覧になれます。スカウト達の勇姿をみてやってください。
|