小矢部市民図書館 おとぎの館図書室 語りべの会のみなさん
クロスランドおやべの近くに、今年で20周年を迎える「おとぎの館図書室」があります。絵本や紙芝居などが充実しており、親子連れや子どもたちに人気の図書館です。 「おとぎの館図書室」では、平成9年の開館当時から、子どもたちを対象にした絵本の読み聞かせを行ってきました。そして子どもたちや保護者の方からの好評の声を受け、平成16年にボランティアグループ「語りべの会」が結成されました。 現在、会には20代の大学生から80代までの男女42名が登録しています。月1回のおはなし会の他、毎週日曜にはミニおはなし会を当番を決めて開催しています。 おはなし会の内容は、毎月それぞれ変わります。絵本や地域の伝説・民話などの読み聞かせのほかに、季節を感じる伝承遊びやゲームをすることもあります。取材に訪れた2月は、手作りの紙コップけんだまや福笑いを行っていました。また、メンバーがそれぞれ工夫して、おはなし会で使うペープサートやパネルシアターの制作をしています。 最近は、デジタル媒体の普及などにより、子どもたちが本に触れる機会が少なくなってきました。また、地域に語り継がれている民話や伝説、地域の先人たちの足跡を学ぶ機会も少なくなりました。昔から口伝えされてきた話なども子どもたちに伝えたいと活動を続けています。 代表の仲井真理子さんは、「絵本や紙芝居を通じて、本の面白さを伝えていきたい。そして子どもたちが本を手にとり、その面白さに触れてもらえたらうれしい」と話します。
「おはなし会」は月1回、「ミニおはなし会」は毎週日曜午後3時から行っています。子どもたちと一緒に楽しい時間を過ごしませんか? また、私たちと活動してくださるボランティアスタッフも募集中です。
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