南砺市商工会（西村亮彦会長）は２６日、地元の消費拡大を狙いに、購入額に２０％を上乗せした分の買い物ができるプレミアム付き商品券を発売する。千円券１２枚つづりの１セットが１万円。２億円相当の計２万セットを用意する。２０１５年度に入って、県内商工会でプレミアム付き商品券を発売するのは今回が初めてとなる。

　同市商工会がプレミアム付き商品券を発行するのは４度目。市を通じて、地方創生関連の国交付金でプレミアム分の計４千万円を賄い、過去最高の発行額となった。在住者か市内への通勤者が、１人当たり２セットまで購入できる。活用できる店舗や事業所は５１１と多く、扱う品も飲食、衣料、食料、自動車、家具、宝飾など多彩だ。

　有効期限は７月末までの約３カ月に設定した。短期間に消費を集中させ、地域経済への刺激を高めるほか、日用品にとどまらず複数枚を使った耐久消費財購入を促す効果を狙っている。

　２６日は午前１０時から午後５時まで販売する。発売場所は福光会館、市商工会館（福野）、ショッピングセンター「アスモ」（井波）、城端伝統芸能会館じょうはな座、春光荘（五箇山）、利賀行政センター前、井口ふれあい会館。