日本画団体「創画会」の公募展創画展の出品者でつくる颯（そう）の会（堀敏治代表）の「第１回颯の会日本画展」が２５日、砺波市美術館で始まり、独自の表現を追求した作品２６点を展示している。３０日まで。

　颯の会は創画会の７０周年記念展が同美術館で開催されるのを機に結成。富山市の美術教室「アートジム」で学んだ県出身の若手作家ら１１人が３０号から１５０号を出品した。

　心象風景や静物など、自由な発想で描いた力作が集まった。堀さんの「つなぎとめるもの」など春季創画展賞の受賞作や、タコを細密に描いた藤木圭さんの「狭（きょう）」などが並ぶ。北日本新聞社後援。