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北日本新聞ニュース

利賀の初午
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2018年1月4日 南砺市 地域・社会




統守るぞ 今年も13日に他地区が応援
 南砺市利賀村の上村集落で子どもを担い手に受け継がれている国選択無形民俗文化財「初午(はつうま)」が少子化の中、再び地区外の子どもの応援を得て今月13日に行われることになった。

 初午は、利賀地域で盛んだった養蚕の振興や家内安全を祈る行事で、江戸後期の文化年間(1804〜18年)には始まっていたとされる。子どもたちが各家を回り、神主役が祝詞を上げ、馬役の2人は唄と太鼓に合わせてわら製の頭と尾を振って動く。俵転がし役は、俵を引き寄せる動作を繰り返し、「福之神」「火の用心」と書いた紙を投げる。

 今回は上村の子がわずか4人。地区外から応援を求め、年長児から中学2年生までの計11人で演じることになった。地区外の7人のうち、5人が利賀地域以外で、上村のほか、かつて伝承していた下村、岩渕両集落出身者の子だ。ほとんどが昨年に続いての参加となる。

 もともとは小学3〜6年の男子が担い手だったが、児童数の減少を受け、1、2年生男子や女子児童を加えるようになってきた。近年は地区外のほか、中学生のサポートも受け、綱渡りの状態での運営が続く。

 世話役の笠原一忠さん(57)は「地元の子がいる限りは続けたい」と話している。今年は民家と事業所計25軒を回る。

© 北日本新聞


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