南砺市教育委員会は2018年度から、同市利賀地域で都市部の子どもらを短期間受け入れている「山村留学」の長期実施に向け、検討に入る。19日、同市役所井波庁舎で開かれた市総合教育会議で説明した。
利賀地域は小中学校とも複式学級が導入されているほか、小学6年生がゼロになるなど少子化が深刻だ。こうした事態を受け、移住促進などを狙いに、17年7月に初めて4泊5日の日程で「山村留学」を行った。関東など市外の13人と市内の5人がそば打ちや農作業体験、ハイキングなどを通じて山里の魅力を実感した。18年度は5泊6日と17年より1日多い日程とする。
長期実施に向けた検討では、基本理念や運営形態などを詰めるほか、指導員や受け入れ農家らの人材育成にも取り組む。短期留学と週末留学も並行して行い、長期留学への呼び水とする。
井口小学校と中学校で21年度の導入を目指す義務教育学校については18年度中に9年間を通した教育活動などの方向性を固める考えも示した。
南砺市教育委員会は2018年度から、同市利賀地域で都市部の子どもらを短期間受け入れている「山村留学」の長期実施に向け、検討に入る。19日、同市役所井波庁舎で開かれた市総合教育会議で説明した。
利賀地域は小中学校とも複式学級が導入されているほか、小学6年生がゼロになるなど少子化が深刻だ。こうした事態を受け、移住促進などを狙いに、17年7月に初めて4泊5日の日程で「山村留学」を行った。関東など市外の13人と市内の5人がそば打ちや農作業体験、ハイキングなどを通じて山里の魅力を実感した。18年度は5泊6日と17年より1日多い日程とする。
長期実施に向けた検討では、基本理念や運営形態などを詰めるほか、指導員や受け入れ農家らの人材育成にも取り組む。短期留学と週末留学も並行して行い、長期留学への呼び水とする。
井口小学校と中学校で21年度の導入を目指す義務教育学校については18年度中に9年間を通した教育活動などの方向性を固める考えも示した。