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伝統の祭り、力合わせ継承 福光・宇佐八幡宮
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2018年4月16日 南砺市 地域・社会




 ことし230年の節目を迎えた南砺市福光地域の宇佐八幡宮の春季祭礼が15日行われ、雨の中、みこしが中心部を勇壮に練った。みこしを担ぐ厄年の男性が減少していることを踏まえ、今回から担ぎ手の範囲を拡大。祭りの担い手不足が進む中、地域の力を合わせて伝統を守っている。

 宇佐八幡宮の春季祭礼は男衆が重さ約1トンのみこしを担ぎ、一日がかりで旧町約11キロを練り歩く。これまで厄年の数え25、42、61歳と、42歳の後厄の男性で行ってきた。

 祭りは42歳の世代が中心となって取り仕切る。ことしは33人いるものの、来年は17人に減少する。42歳の前厄は交通誘導など主に巡行の補助を担当してきたが、今回からその役割を、60歳以下の男性が入る御神輿(おみこし)保存会に依頼。担い手不足の影響が顕著になる前に、前厄にも担ぎ手として参加してもらう道筋を付けた。

 15日はあいにくの雨となり、計122人がビニールシートを掛けたみこしを交代で担いだ。商売繁盛を願う店や祝い事のあった家の前で「わっしょい、わっしょい」と威勢良く上下に揺らした。庵屋台や獅子舞も繰り出した。夕方には、小矢部川対岸にある荒木町八幡宮のみこしと福光橋の上で対面する「出あい」が繰り広げられた。

 42歳でつくる「巳駒英雄史(みこまえいゆうし)」の武田和博会長=同市福光・西町=は「伝統を若い世代に残すため、祭りに対する熱意が少しでも伝わればうれしい」と話していた。

© 北日本新聞


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