石動駅と三井アウトレットパーク北陸小矢部を結ぶ民間バス「アウトレットシャトル」が１０月１日から街なかを経由することになった。小矢部市商工会館近くに新たなバス停を置く。６日の市地域公共交通活性化協議会（会長・竹田達文副市長）で決まった。

　アウトレットシャトルは加越能バスが運行。現在は石動駅から市役所、新富町交差点を経てアウトレットへ向かっている。

　商店街などへの誘客を目的に、市がルートの変更を依頼していた。駅から新富町交差点までは市営バスのルートと重なることも踏まえ、市役所は経由せず、市商工会館近くにバス停「総合会館口」（仮称）を設置して街なかを巡るようにする。運賃は同じで、便数や運行時刻に関しては現行のままの見通し。

　県生活路線バス協議会などを経て、７月上旬に加越能バスがルート変更を北陸信越運輸局富山運輸支局に申請する。市議会交通対策特別委員会では自由乗降を要望する意見もあり、引き続き協議する。