南砺市は平、上平、利賀、井口の旧４村にまちづくり検討会議を設け、住民に地域の将来像を考えてもらう。１９日の市議会総務文教委員会で、向川静孝氏らの質問に答えた。

　福野、福光、城端、井波の旧４町の同様の会議の議論が先行しており、旧８町村の検討結果を取りまとめ、新たな総合計画に反映させる。

　柴雅人市長政策部次長・地方創生推進課長は、旧４村の検討会議について、それぞれ地域からの推薦メンバー８人で構成し、年内に４回開くと説明した。旧４町の検討結果と共に、市全体の方向性を協議する市民会議に報告し、議論を進める考えだ。

　旧４町では庁舎統合後の分庁舎跡地利用を含むまちづくりについて協議を進め、田中幹夫市長へ提言を出す予定だ。