南砺市城端地域の蓑谷地区村づくり協議会(谷崎猛代表)は9日、地元出身の農業研究家、故稲塚権次郎さんが開発した「小麦農林10号」で作ったうどん「権次郎うどん」を地区の全戸に配った。
稲塚さんが1935年に育種した小麦農林10号は、世界の食糧危機を救うきっかけとなった。
偉人の業績をたたえようと、協議会は地元産の農林10号を活用したうどんの配布を約20年前から開始。昨年から従来の生麺に代わり、乾麺を作った。小麦の殻ごと製粉したため香りがよく、つるつるした食感を楽しめるという。
この日は約500袋を用意。雪が降る中、協議会のメンバーら約30人が蓑谷地区の270戸に配った。うどんは1袋200グラム入り200円(税込み)で、同市の道の駅福光やヨッテカーレ城端で販売する。
南砺市城端地域の蓑谷地区村づくり協議会(谷崎猛代表)は9日、地元出身の農業研究家、故稲塚権次郎さんが開発した「小麦農林10号」で作ったうどん「権次郎うどん」を地区の全戸に配った。
稲塚さんが1935年に育種した小麦農林10号は、世界の食糧危機を救うきっかけとなった。
偉人の業績をたたえようと、協議会は地元産の農林10号を活用したうどんの配布を約20年前から開始。昨年から従来の生麺に代わり、乾麺を作った。小麦の殻ごと製粉したため香りがよく、つるつるした食感を楽しめるという。
この日は約500袋を用意。雪が降る中、協議会のメンバーら約30人が蓑谷地区の270戸に配った。うどんは1袋200グラム入り200円(税込み)で、同市の道の駅福光やヨッテカーレ城端で販売する。