押しずし作りを通じて富山の食文化の魅力を再発見する教室が１７日、砺波市太郎丸の北日本新聞砺波支社で開かれ、家族連れらがますずし作りや、野菜・かまぼこを使ったますずしのデコレーションを楽しんだ。

　市内外から訪れた約１００人が、ますずし作りとますずしのデコレーション、ベジタブルカービングの３教室のいずれかや複数に参加した。

　ますずしのデコレーションでは、参加者が食べられる花「エディブルフラワー」や、カラフルなかまぼこのシート「ととしーと」、自ら作った飾り野菜で飾り付けた。

　ととしーとを星や魚の形に切って並べたり、花型の飾り野菜やエディブルフラワーを彩り良く散りばめたりした。

　祖母らと参加した得永悠衣さん（１０）＝南砺市井波小４年＝は「うまくできた。食べるのが楽しみ」と笑顔を見せていた。

　教室は本社と、平ら寿し本舗（砺波市苗加）主催。キリンビール富山支店協賛、フルーツカービング教室「いろは」協力。