南砺市消防団福光方面団（神村善一方面団長）と砺波地域消防組合南砺消防署（常本保広署長）の春季訓練は１４日、同市福光（西町）周辺と小矢部川河川公園で行われた。福光大火の発生から４０年の節目に、消防団員約３８０人が一斉放水などを通じて火災に備えた。

　１９７９年４月１１日に大火が発生した西町周辺では、フェーン現象による強風で野火が飛び火し、建物に延焼したとの想定で取り組んだ。参加者は初期消火やポンプ車による放水の手順を確認した。

　小矢部川河川公園ではポンプ車など１３台が整列し、川に向かって一斉に放水した。

　【県消防定例表彰】◇県知事表彰優良消防団員▽精勤章＝寺田房義◇県消防協会長表彰優良消防団員▽功績青花章＝竹田甚悦▽功績黄花章＝上牧浩、中西夕子▽勤続緑花章＝島田正之、太田健一、吉尾貴志、滝下実、竹田輝信、湯浅嘉將、片田好則▽勤続銀章＝曲師宏幸、天池彦敬、西尾和光、河合淳志、鈴木賢治、田畠大輔、中屋金次、高桑伸能◇県知事退職消防団員報償＝中川益秀、常本俊之、中筋弘、片岸登、河合隆祐、大浦まる子、木下三枝子◇県消防協会長永年勤続退職者感謝状＝藤井正春、織田直人、河合裕、山田国知