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小矢部暮らし「いいね」 地域おこし協力隊の定住相次ぐ
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2019/5/16 小矢部市 地域・社会


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 都市部から移住して地域活性化に取り組む「地域おこし協力隊」で、小矢部市の隊員が任期を終えた後も市内に定住するケースが相次いでいる。これまで5人中4人がとどまり、隊員時代に培ったつながりを生かしながら仕事や地域でのイベントに打ち込む。「交通アクセスがいい」「自分らしく働ける」などと小矢部暮らしのメリットを語る。

 小矢部市では2010年5月から地域おこし協力隊を受け入れ、これまで計10人が活動。5人が任期を終え、うち4人が市内で暮らす。

 埼玉県出身の武井靖さん(41)=同市埴生=もその一人。ことし3月末で3年の任期を終え、そのまま市内にとどまることを決めた。自宅からスーパーや郵便局などが徒歩圏内にあり、金沢市や富山市への交通アクセスもいい。「移住する前より充実した生活環境」と笑う。週末に趣味の登山も気軽に楽しめるのも決め手となった。

 本業はウェブサイトの制作者で、隊員時代も勤務場所以外の拠点などで仕事をする「テレワーク」を続けてきた。これまでに市内の情報を移住者向けにまとめたサイトを制作。県内で精力的に活動する人たちと知り合って刺激を受けたと言い、今後は彼らのサポートにつながるウェブサイトを立ち上げたいという。

 10年に隊員に委嘱された田中利行さん(71)=同市岩尾滝=は妻の彩さん(38)と共に10年に関西から引っ越して結婚。5人の子どもに恵まれ、小矢部市内で暮らして10年近く。きこりやスキー場でパトロールの仕事に打ち込み、「自分なりのやり方で生活ができる」と語る。

 市定住支援課の明石雅之課長は「住みやすさを感じてくれたのだろう」とし、「やりたいことに取り組んでほしい」とエールを送る。

■県内に定着37人
 地域おこし協力隊の定住状況を総務省が2017年度にまとめたデータによると、任期終了後に約5割が活動地と同じ市町村に住んだ。県内は今年4月末で1年以上活動して任期を終えたのは50人。うち37人が富山に残った。

 これまでに活動した隊員数が多いのが朝日町と氷見市。朝日町は15年から22人を委嘱し、7人が任期を終えた。3年活動した4人中3人が町に住み、1年務めた1人が富山市に移った。

 氷見市は16人の協力隊員を受け入れた。15人が任期を終了し、1年以上活動した14人のうち9人が市内に定住。その他に金沢市や東京の拠点から市内に通って活動する人もいる。担当者は「住んでもらえるのが一番だが、関係人口として市に携わってもらえるのはうれしい」と話す。

◆地域おこし協力隊◆
 都市住民らを隊員に委嘱し、過疎化などが進む地方に移り住んでもらい、住民と地域活性化を進める事業。総務省が2009年度に創設した。任期は最長で3年間。県内では現在、高岡、滑川両市と舟橋村をのぞく12市町で39人が活動する。人口減少に悩む市町村にとって都市部の住民を受け入れ、定住につなげる狙いもある。
 都市部から移住して地域活性化に取り組む「地域おこし協力隊」で、小矢部市の隊員が任期を終えた後も市内に定住するケースが相次いでいる。これまで5人中4人がとどまり、隊員時代に培ったつながりを生かしながら仕事や地域でのイベントに打ち込む。「交通アクセスがいい」「自分らしく働ける」などと小矢部暮らしのメリットを語る。

 小矢部市では2010年5月から地域おこし協力隊を受け入れ、これまで計10人が活動。5人が任期を終え、うち4人が市内で暮らす。

 埼玉県出身の武井靖さん(41)=同市埴生=もその一人。ことし3月末で3年の任期を終え、そのまま市内にとどまることを決めた。自宅からスーパーや郵便局などが徒歩圏内にあり、金沢市や富山市への交通アクセスもいい。「移住する前より充実した生活環境」と笑う。週末に趣味の登山も気軽に楽しめるのも決め手となった。

 本業はウェブサイトの制作者で、隊員時代も勤務場所以外の拠点などで仕事をする「テレワーク」を続けてきた。これまでに市内の情報を移住者向けにまとめたサイトを制作。県内で精力的に活動する人たちと知り合って刺激を受けたと言い、今後は彼らのサポートにつながるウェブサイトを立ち上げたいという。

 10年に隊員に委嘱された田中利行さん(71)=同市岩尾滝=は妻の彩さん(38)と共に10年に関西から引っ越して結婚。5人の子どもに恵まれ、小矢部市内で暮らして10年近く。きこりやスキー場でパトロールの仕事に打ち込み、「自分なりのやり方で生活ができる」と語る。

 市定住支援課の明石雅之課長は「住みやすさを感じてくれたのだろう」とし、「やりたいことに取り組んでほしい」とエールを送る。

■県内に定着37人
 地域おこし協力隊の定住状況を総務省が2017年度にまとめたデータによると、任期終了後に約5割が活動地と同じ市町村に住んだ。県内は今年4月末で1年以上活動して任期を終えたのは50人。うち37人が富山に残った。

 これまでに活動した隊員数が多いのが朝日町と氷見市。朝日町は15年から22人を委嘱し、7人が任期を終えた。3年活動した4人中3人が町に住み、1年務めた1人が富山市に移った。

 氷見市は16人の協力隊員を受け入れた。15人が任期を終了し、1年以上活動した14人のうち9人が市内に定住。その他に金沢市や東京の拠点から市内に通って活動する人もいる。担当者は「住んでもらえるのが一番だが、関係人口として市に携わってもらえるのはうれしい」と話す。

◆地域おこし協力隊◆
 都市住民らを隊員に委嘱し、過疎化などが進む地方に移り住んでもらい、住民と地域活性化を進める事業。総務省が2009年度に創設した。任期は最長で3年間。県内では現在、高岡、滑川両市と舟橋村をのぞく12市町で39人が活動する。人口減少に悩む市町村にとって都市部の住民を受け入れ、定住につなげる狙いもある。

© 北日本新聞


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