小矢部市の石動西部こども園の年長児が１５日、小矢部署と市交通安全協会から交通事故防止を呼び掛ける「メルヘンポリス」に委嘱された。

　同署での委嘱状交付式は園児２６人が出席。坂高裕之署長が同協会の西川康夫会長と共に、警察官の制服姿の代表５人に「メルヘンポリス」のたすきを掛けた。署長があいさつし、園児たちは「飛び出しはしません。道路では遊びません」などと元気いっぱいに誓った。市のシンボルキャラクター「メルギューくん」と「メルモモちゃん」にも県警の交通安全ゆるキャラ隊員の委嘱状が手渡された。

　メルヘンポリスは２００９年から始まり、今年で１１代目。交通安全行事に１年間協力し、事故防止を呼び掛ける。園児は市役所も訪れ、桜井森夫市長に決意表明した。