庄川左岸地区用排水対策促進協議会（会長・夏野修砺波市長）の総会が１日、市文化会館で開かれ、県西部４市にまたがる農地防災事業の早期完了に向け施策提案と要望を国や県に行うことなどを決めた。

　県営事業は総事業費２３０億円で、２０１０年度に着手。庄川左岸１期地区と同２期地区の工事は完了している。

　本年度は事業費ベースで同３期地区は３８％、同４期地区は３９％を終える予定で、両地区ともに２３年度の完成を見込む。

　夏野会長が「関係機関と連携を密にし洪水対策に万全を期す」とあいさつ。任期満了に伴う役員改選で、夏野会長らを再任した。庄川左岸地区農地防災施設管理協議会の総会もあった。