南砺福野高校農業環境科の１、２年生３９人が１０日、南砺市の利賀ダムの工事現場を見学した。

　建設業界の担い手確保・育成を目的に、業界の魅力を知ってもらおうと、国土交通省利賀ダム工事事務所が企画。生徒は、昨年完成した利賀大橋や、利賀ダム建設予定地の展望台などを回った。

　ダム建設工事用の道路となるシクルビ谷橋（同市利賀村長崎）の工事現場では、職員から鉄骨を組み合わせるトラス工法を用いていることや、騒音対策などの説明を受けた。ボルト締めの体験もあった。