新しい小矢部市民図書館は、２０２０年３月の開館に合わせてホームページをリニューアルし、県内の公立・大学図書館と国立国会図書館の蔵書も検索できるようにする。１２日の市議会本会議で、嶋田幸恵氏の一般質問に野澤敏夫教育長が答えた。

　現在のホームページで検索できるのは、市民図書館の蔵書のみ。リニューアル後は、県内の公立図書館と大学図書館、国立国会図書館の蔵書も対象に加える。スマートフォンの画面サイズにも対応させ、利用促進につなげる。新図書館を通じて、各図書館の本を取り寄せることもできる。

　新図書館の開架可能冊数は現在より４万冊多い１０万冊。オープン時には約７万冊を並べ、うち３割を刊行後５年以内の本となるよう購入を進めている。年間来館者数に関し、教育長は将来的に１０万人を目指す見解を示した。この他、砂田喜昭氏が一般質問した。