南砺市井口小学校(梶尚美校長)は25日、5、6年生の授業で、テレビ会議システムを活用して二つの教室を結ぶ「遠隔協働学習」を初めて実施した。新型コロナウイルスの感染拡大第2波に備え、校内で児童を分散して授業を進める体制づくりにつなげる。
遠隔協働学習は、テレビ会議システムで複数の学校や教室を結んで授業を行う仕組み。同市では児童生徒の少ない小中学校で2015年度から順次導入している。
今回は、本来一つの教室で行う予定だった5、6年生の合同授業を、テレビ会議システムを活用し、教室を移動せずに行った。遠隔協働学習はこれまで他校が相手だったが、初めて校内で実施した。
授業では、来年4月に移行する義務教育学校「南砺つばき学舎(仮称)」の部活動について議論。部活動を始める時期は、5年生と7年生のどちらがいいか意見を交わした。
児童からは「たくさん練習できるので、5年の方がいい」「体が成長した7年の方が、けがの心配が少ない」といった意見が出た。先生がモニター越しから、別教室にいる児童に質問を促す場面もあった。
授業後、6年の平田遥香さん(11)は「モニターを通して他のクラスの意見を聞くことができて良かった」と話した。
授業を進行した山越哲也教頭は「今後も授業におけるICT(情報通信技術)の活用方法を探りたい」とした。
南砺市井口小学校(梶尚美校長)は25日、5、6年生の授業で、テレビ会議システムを活用して二つの教室を結ぶ「遠隔協働学習」を初めて実施した。新型コロナウイルスの感染拡大第2波に備え、校内で児童を分散して授業を進める体制づくりにつなげる。
遠隔協働学習は、テレビ会議システムで複数の学校や教室を結んで授業を行う仕組み。同市では児童生徒の少ない小中学校で2015年度から順次導入している。
今回は、本来一つの教室で行う予定だった5、6年生の合同授業を、テレビ会議システムを活用し、教室を移動せずに行った。遠隔協働学習はこれまで他校が相手だったが、初めて校内で実施した。
授業では、来年4月に移行する義務教育学校「南砺つばき学舎(仮称)」の部活動について議論。部活動を始める時期は、5年生と7年生のどちらがいいか意見を交わした。
児童からは「たくさん練習できるので、5年の方がいい」「体が成長した7年の方が、けがの心配が少ない」といった意見が出た。先生がモニター越しから、別教室にいる児童に質問を促す場面もあった。
授業後、6年の平田遥香さん(11)は「モニターを通して他のクラスの意見を聞くことができて良かった」と話した。
授業を進行した山越哲也教頭は「今後も授業におけるICT(情報通信技術)の活用方法を探りたい」とした。