南砺市福野図書館は１０日、司書の仕事を体験する「夏休み司書体験」を行った。児童が本の面白さやストーリーを紹介する「ポップ」を作ったり、図書を保護する専用のフィルムを本に貼ったりした。

　児童は普段入ることのできない書庫を見学した後、フィルム貼りやカウンターの仕事を体験。最後にお気に入りの本を１冊選び、ポップを作った。同図書館の中川美穂副主幹が児童に修了証書を手渡した。

　同市福野小学校５年の浦井千晶さん（１０）は「本にフィルムを貼るのが楽しかった」と笑顔を見せた。

　新型コロナウイルス感染防止のため人数を制限し、この日は３人が参加した。司書体験は１７日も行う。事前予約が必要。