中日本高速道路は５日、東海北陸自動車道の福光インターチェンジ（ＩＣ）−城端サービスエリア（ＳＡ）間の２・３キロが７日午前６時から４車線化されるのを前に、同区間を報道機関に公開した。同自動車道の県内区間が４車線化されるのは初めて。

　東海北陸自動車道の県内区間は対面２車線で、２０１７年８月から同区間の４車線化工事を進めてきた。渋滞緩和や通行止めのリスク軽減が期待され、事業費は約１５億円。中日本高速道路の岡田秀実東海北陸道４車線化推進室長は「速度低下といった課題が改善される」と話した。

　２２年度までに小矢部砺波ジャンクション−南砺スマートＩＣ付近間（５・３キロ）と、城端ＳＡ−城端トンネル北側間（２・４キロ）が４車線化される予定。

　この日は、城端ＳＡ−城端トンネル北側間の４車線化に向けて城端ＳＡ近くで建設中の上原橋（３４９メートル）の工事現場も公開された。