砺波署などは２６日、砺波市出町小学校で交通安全講習を開き、児童が交通事故防止に理解を深めた。

　同署と県警本部交通企画課から計３人が訪問し、３年生８０人が参加した。歩行者用シミュレーターを使った道路横断体験では、児童代表の４人が、ＣＧで再現された車道の映像を見ながら左右を確認して足踏みし、危険を予測しながら横断歩道を渡る疑似体験をした。

　家族全員の交通安全意識を高めてもらおうと、児童は家族に向けて交通ルールの遵守をお願いする手紙を書いた。

　同署の九澤昌人交通課長は交通ルールを説明し「家族全員で交通安全に取り組んでほしい」と呼び掛けた。