２市立病院の外来・入院患者数大幅減

　新型コロナウイルスの影響で、南砺市の２市立病院の外来、入院患者数が大幅に減少した。１６日の市議会１２月会議で、中島満氏の質問に齋藤宗人地域包括医療ケア部管理者が説明した。

　４〜１０月末までの状況について、南砺市民病院は外来が前年同期比３７１７人減、入院が同３４１２人減。南砺中央病院は外来が同５７９４人減、入院が１１４３人減だった。

　両病院の医業収益も、南砺市民病院が前年同期比１億６８４０万円減、中央病院が６３３万円減となった。市立病院への財政支援について、市は国に対し、一般会計から病院事業会計への繰り出し容認と、繰り出し金に対する特別交付税措置を要望しているとした。