江戸後期の大型絵図で、小矢部市指定文化財の「越登賀(えっとが)三州(さんしゅう)志附圖(しふず)」の複製が市民図書館で展示されており、越中・加賀・能登の村や郡、道、川の名前などを克明に記している。
絵図は4幅あり、最大で縦295センチ、横155センチ。加賀藩士で郷土史家の富田景周(とだかげちか)が、自作地誌「越登賀三州志」の付録として手掛けたとされる。小矢部市内の住宅で見つかり、昨年市に寄贈された。
傷みがあり公開は難しいため、市は18万円かけ、実物を撮影した高精度の写真データを基に複製した。2幅ある越中の絵図は、つないで1幅にした。
サイズが大きいため、階段踊り場の壁面に取り付けた。訪れた市内の女性(63)は「素晴らしい絵図で、郷土愛が湧いてくる」と話した。月曜休館。
江戸後期の大型絵図で、小矢部市指定文化財の「越登賀(えっとが)三州(さんしゅう)志附圖(しふず)」の複製が市民図書館で展示されており、越中・加賀・能登の村や郡、道、川の名前などを克明に記している。
絵図は4幅あり、最大で縦295センチ、横155センチ。加賀藩士で郷土史家の富田景周(とだかげちか)が、自作地誌「越登賀三州志」の付録として手掛けたとされる。小矢部市内の住宅で見つかり、昨年市に寄贈された。
傷みがあり公開は難しいため、市は18万円かけ、実物を撮影した高精度の写真データを基に複製した。2幅ある越中の絵図は、つないで1幅にした。
サイズが大きいため、階段踊り場の壁面に取り付けた。訪れた市内の女性(63)は「素晴らしい絵図で、郷土愛が湧いてくる」と話した。月曜休館。