南砺市商工会青年部は部員の事業所を動画投稿サイトで紹介する取り組みなどが認められ、商工会青年部全国大会で「まちづくり部門」の大会顕彰を受けた。一般部員と２９歳以下の若手部員の新規加入実績でも全国１位に輝いた。中井将司部長らが１７日、田中幹夫市長に報告した。

　新型コロナの影響で活動が制限される中、同青年部は昨年から事業所を動画で紹介する「元気動画ＮａｎＴｕｂｅ」やコロナ禍で経営に苦しむ店舗を支援する「なんチケプロジェクト」などの活動を展開してきた。

　積極的な活動が評価を受け、同部門で２０１７年度以来３回目の受賞を果たした。新規の部員は昨年４月１日から９月３０日までに２４人が加入し、うち６人が２９歳以下だった。

　１７日は３人が市役所を訪れ、田中市長に表彰状を披露した。中井部長は「新型コロナの影響で活動は難しいと思ったが、部員が『何かせんまい』と盛り上げてくれた」と感謝した。