小矢部市の観光ボランティア「おやべメルヘンガイド」の柴田正人さん(70)は、地元の津沢地区の偉人や歴史などを冊子「ふるさと・つざわ あるある大楽校(だいがくこう)」にまとめた。300項目にわたり、箇条書きで分かりやすく紹介。楽しく学び、古里への愛着を高めてもらいたい考えだ。
柴田さんは退職した2016年から郷土史を学び、19年からメルヘンガイドとして活動している。
昨春の新型コロナウイルス感染拡大以降、自由な時間が増えたため、津沢地区に関する文献を調べ、「ふるさと−」をA4判57ページにまとめた。楽しく学んでほしいとの思いで「偉人楽部(がくぶ)」「教養雑楽部」の2部構成にし、それぞれ四つの「楽科(がっか)」を設けた。
偉人楽部では4人を取り上げた。津沢地区に多い沼田姓のルーツとされる戦国時代の武士、沼田太郎右衛門高信や、津沢の町を開いた阿曽三右衛門らの生い立ちを記している。教養雑楽部では、津沢の町立てや小学校の変遷、地名・屋号の由来、夜高あんどん祭などを紹介した。
冊子の内容をクイズ形式にしたCDも作り、津沢あんどんふれあい会館に置いている。今後は他の公共施設にも届けたいという。「地元の人でも知らないことが多いはず。津沢について興味を持つきっかけになればうれしい」と話す。
小矢部市の観光ボランティア「おやべメルヘンガイド」の柴田正人さん(70)は、地元の津沢地区の偉人や歴史などを冊子「ふるさと・つざわ あるある大楽校(だいがくこう)」にまとめた。300項目にわたり、箇条書きで分かりやすく紹介。楽しく学び、古里への愛着を高めてもらいたい考えだ。
柴田さんは退職した2016年から郷土史を学び、19年からメルヘンガイドとして活動している。
昨春の新型コロナウイルス感染拡大以降、自由な時間が増えたため、津沢地区に関する文献を調べ、「ふるさと−」をA4判57ページにまとめた。楽しく学んでほしいとの思いで「偉人楽部(がくぶ)」「教養雑楽部」の2部構成にし、それぞれ四つの「楽科(がっか)」を設けた。
偉人楽部では4人を取り上げた。津沢地区に多い沼田姓のルーツとされる戦国時代の武士、沼田太郎右衛門高信や、津沢の町を開いた阿曽三右衛門らの生い立ちを記している。教養雑楽部では、津沢の町立てや小学校の変遷、地名・屋号の由来、夜高あんどん祭などを紹介した。
冊子の内容をクイズ形式にしたCDも作り、津沢あんどんふれあい会館に置いている。今後は他の公共施設にも届けたいという。「地元の人でも知らないことが多いはず。津沢について興味を持つきっかけになればうれしい」と話す。