南砺市の県利賀芸術公園で開かれた演劇の祭典「SCOTサマー・シーズン2021」は5日に最終日を迎えた。演出家の鈴木忠志さんが主宰する劇団SCOTの代表作「世界の果てからこんにちはI」では夜空に大輪の花火が咲き、出演者の迫力ある演技に盛大な拍手が送られた。
「世界の−」は午後6時半から、池や山に囲まれた野外劇場で上演された。鈴木さんの過去の作品から日本について考えさせる場面を集めて構成し、日本人の心性を表現した。「日本が、親分、お亡くなりに」「歴史にもおさらば 記憶にもおさらば」などの印象的なせりふが自然の中を朗々と響き渡り、終盤には滝のように流れ落ちる花火が舞台を彩った。
終演後に鈴木さんが「文化のともしびを消してはいけない。どんなことがあってもやり続ける」とあいさつした。
「世界の果てからこんにちはII」も上演された。
南砺市の県利賀芸術公園で開かれた演劇の祭典「SCOTサマー・シーズン2021」は5日に最終日を迎えた。演出家の鈴木忠志さんが主宰する劇団SCOTの代表作「世界の果てからこんにちはI」では夜空に大輪の花火が咲き、出演者の迫力ある演技に盛大な拍手が送られた。
「世界の−」は午後6時半から、池や山に囲まれた野外劇場で上演された。鈴木さんの過去の作品から日本について考えさせる場面を集めて構成し、日本人の心性を表現した。「日本が、親分、お亡くなりに」「歴史にもおさらば 記憶にもおさらば」などの印象的なせりふが自然の中を朗々と響き渡り、終盤には滝のように流れ落ちる花火が舞台を彩った。
終演後に鈴木さんが「文化のともしびを消してはいけない。どんなことがあってもやり続ける」とあいさつした。
「世界の果てからこんにちはII」も上演された。