工作機械メーカーのコマツＮＴＣ（南砺市、高橋正明社長）は１１日、親会社のコマツ１００周年記念の絵本「きいろいくるまとしろいゆうえんち」３０冊と、社員から集めた未使用タオル１００本を南砺市に寄贈した。

　絵本は、雪が降り外で遊べなくなった子どもが、ブルドーザーや除雪車が活躍する姿を、白い遊園地を作っている様子に見立てて喜ぶストーリー。巻末にはコマツ粟津工場の様子や各種車両も紹介されている。Ａ４判４２ページ。また、タオルは同社の女性社員でつくる業務改善チーム「なでしこ」が社員から集めた。

　高橋社長が市役所を訪れ、田中幹夫市長に絵本を手渡した。絵本とタオルは市内の保育園などに配布する。