砺波市議会は６日開会し、夏野修市長は提案理由説明で、市内の空き家が３月末時点で前年度比１３戸増の５０２戸になったとし、空き家の解消に努める方針を示した。

　市は自治振興会の協力を得て、毎年空き家を調査している。昨年度の調査によると、６０戸が解消された一方、７３戸が新たに空き家となった。市長は「空き家発生の予防啓発を幅広く行いたい」とした。

　２０２２年度一般会計補正予算４億２６２０万円（累計２３５億５２４２万円）など１１議案と報告４件を上程した。主な補正はプレミアム付き商品券発行事業２７００万円、庄川地域保育施設整備事業７８６３万円など。会期は２１日まで。