砺波市議会は６日、臨時会を開き、原油価格・物価高騰に対する市独自の支援事業を盛り込んだ２０２２年度一般会計補正予算３億７２３０万円（累計２３９億２４７２万円）の１議案を可決し、閉会した。

　夏野修市長は提案理由説明で「国や県の緊急対策に呼応し、暮らしや地域経済を回復させる取り組みを迅速に進める」と述べた。

　市は産業建設委で、農業者への補助金を１１月下旬から１２月中旬に給付するスケジュールを示した。

　主な補正は、児童生徒１人に５万円を出す就学支援臨時特別給付金事業１５００万円、給食費の値上がり分を負担する事業計２７００万円、コロナ対策で空調機器を入れる保育施設整備事業費６２００万円など。