小矢部市の北蟹谷地域活性化協議会は１１日、五郎丸地区のほ場でブルーベリー収穫体験会を開き、地元のグループホーム入居者が楽しんだ。

　同協議会ブルーベリー部会は特産品化を目指し、７年前から約５００平方メートルのほ場で１００株ほど育て、村の駅きたかんだの郷（さと）や道の駅メルヘンおやべなどに出荷している。

　無農薬で栽培し、１０品種と種類も豊富。地元のお年寄りに食べてもらおうと、グループホームはっちょうとんぼ（同市臼谷）に声をかけた。

　入居者３人と職員が部会メンバーの助言を受け、濃く色づいたブルーベリーを摘んで口に含み「甘い」「おいしい」と笑顔を見せた。松井清部会長（７０）は、年々収量が増え、昨年は１００キロを超えたと言い「さらに増やしていきたい」と話した。