南砺福野高校農業環境科の1、3年生は14日、「庄川おんせん野菜」で知られる砺波市庄川町青島の農業会社「泰栄(たいえい)農研」で研修し、地域に密着した農業を学んだ。施設を見て回り、観光資源を農業と結びつけたアイデアや効果などに理解を深めた。
研修は農業の担い手を育てようと、県砺波農林振興センターが企画した。園芸に関心のある生徒8人が参加した。
南砺福野高OBの柴田泰利社長(39)が講師を務めた。庄川おんせん野菜は、庄川温泉郷の温泉水をまいて育てた。考案したきっかけについて柴田社長は「野菜を通して庄川の良さを広め、地域活性化に貢献したかった」と説明。温泉水に含まれる豊富なミネラルを生かし、野菜のうまみを引き出していることを説明した。
座学の後、生徒はコンバインや乾燥機、トマトのハウス栽培を見学した。川崎快璃(かいり)さん(3年)は「庄川おんせん野菜は地域の魅力をPRしつつ、会社の知名度も高めている点がすごいと思った」と話した。
この他、生徒はJAとなみ野農業機械センター(砺波市五郎丸)で新規就農の研修制度を学んだり、同校で若手農業者と意見交換したりした。
南砺福野高校農業環境科の1、3年生は14日、「庄川おんせん野菜」で知られる砺波市庄川町青島の農業会社「泰栄(たいえい)農研」で研修し、地域に密着した農業を学んだ。施設を見て回り、観光資源を農業と結びつけたアイデアや効果などに理解を深めた。
研修は農業の担い手を育てようと、県砺波農林振興センターが企画した。園芸に関心のある生徒8人が参加した。
南砺福野高OBの柴田泰利社長(39)が講師を務めた。庄川おんせん野菜は、庄川温泉郷の温泉水をまいて育てた。考案したきっかけについて柴田社長は「野菜を通して庄川の良さを広め、地域活性化に貢献したかった」と説明。温泉水に含まれる豊富なミネラルを生かし、野菜のうまみを引き出していることを説明した。
座学の後、生徒はコンバインや乾燥機、トマトのハウス栽培を見学した。川崎快璃(かいり)さん(3年)は「庄川おんせん野菜は地域の魅力をPRしつつ、会社の知名度も高めている点がすごいと思った」と話した。
この他、生徒はJAとなみ野農業機械センター(砺波市五郎丸)で新規就農の研修制度を学んだり、同校で若手農業者と意見交換したりした。