松村謙三顕彰会と松村記念会館は9日、南砺市の同会館で、旧福光町の助役や小矢部川上流用水土地改良区の理事長を務めた幅田隆さん(93)から同町出身の政治家、松村謙三にまつわる思い出を聞き取った。幅田さんは、小矢部川の刀利ダム建設について「農民の水争いがなくなり、大きな功績だ」と語った。
幅田さんは町職員時代、ダム建設に向けた地元交渉や国、県への事務手続きを担当。松村が建設予定地の住民に「どうか下流民のために我慢してほしい」と膝をつき合わせて談判したことを覚えているという。
ダムのほか、東海北陸自動車道の整備計画にも触れ「松村と石川の衆院議員が働きかけて南砺や砺波を通るルートになったと聞いている」と秘話を紹介した。
松村の功績を記録するため、同会などが進めている聞き取り調査の一環。
松村謙三顕彰会と松村記念会館は9日、南砺市の同会館で、旧福光町の助役や小矢部川上流用水土地改良区の理事長を務めた幅田隆さん(93)から同町出身の政治家、松村謙三にまつわる思い出を聞き取った。幅田さんは、小矢部川の刀利ダム建設について「農民の水争いがなくなり、大きな功績だ」と語った。
幅田さんは町職員時代、ダム建設に向けた地元交渉や国、県への事務手続きを担当。松村が建設予定地の住民に「どうか下流民のために我慢してほしい」と膝をつき合わせて談判したことを覚えているという。
ダムのほか、東海北陸自動車道の整備計画にも触れ「松村と石川の衆院議員が働きかけて南砺や砺波を通るルートになったと聞いている」と秘話を紹介した。
松村の功績を記録するため、同会などが進めている聞き取り調査の一環。