長崎県出身の井波彫刻師、音琴(ねごと)冰春(すいしゅん)さん(63)=砺波市杉木=が9日までに、平和への願いを込めた木彫刻作品を作った。「福を呼ぶ」にちなんでシマフクロウを題材にし、ロシアの侵攻を受けるウクライナの国旗や折り鶴をあしらった。
音琴さんは戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを伝えようと、2013年から広島と長崎に原爆が投下された8月に平和をテーマにした木像を作っている。
作品は県産キリをのみとチェーンソーで彫った。高さ70センチ、幅35センチ。一部をバーナーで焼き、茶色がかった毛並みを表現した。道の駅井波(南砺市北川)に構える工房で展示している。
音琴さんは富山と長崎で原爆の脅威に対する温度差を感じるといい「長崎出身の彫刻師として平和の大切さを訴える作品を作り続けたい」と話した。
長崎県出身の井波彫刻師、音琴(ねごと)冰春(すいしゅん)さん(63)=砺波市杉木=が9日までに、平和への願いを込めた木彫刻作品を作った。「福を呼ぶ」にちなんでシマフクロウを題材にし、ロシアの侵攻を受けるウクライナの国旗や折り鶴をあしらった。
音琴さんは戦争の悲惨さや核兵器の恐ろしさを伝えようと、2013年から広島と長崎に原爆が投下された8月に平和をテーマにした木像を作っている。
作品は県産キリをのみとチェーンソーで彫った。高さ70センチ、幅35センチ。一部をバーナーで焼き、茶色がかった毛並みを表現した。道の駅井波(南砺市北川)に構える工房で展示している。
音琴さんは富山と長崎で原爆の脅威に対する温度差を感じるといい「長崎出身の彫刻師として平和の大切さを訴える作品を作り続けたい」と話した。