小・中学生に消防団に対する親しみを持ってもらおうと城端地区自治振興会が南砺市消防団城端分団の屯所に飾る壁画を寄贈しました。

これは、少子高齢化などにより、年々、消防団員の確保が難しくなってきていることから、消防団をＰＲし、将来の団員確保につなげようと城端分団が企画したものです。

壁画の大きさは、幅２４０センチ、高さ３６０センチでデザインには、南砺市オリジナルショートアニメ「恋旅（こいたび）、トゥルーツアーズなんと」のキャラクターが描かれています。

壁画は、城端中学校の美術部１２人が１月から制作を開始し、地域の看板屋さんの指導を受けながら仕上げました。

除幕式には、分団員や中学生らおよそ４０人が参加。

城端地区自治振興会会長の坂井隆（たかし）さんが「毎日通りを通る人たちに見てもらいたい」と挨拶し、城端分団分団長 溝口政行（まさゆき）さんが「消防団の神髄である安心安全の住みよい町づくりを目指します」と謝辞を述べました。

屯所は、小学校と中学校の通学路にあることから立地も適しているということです。