石動駅前商工会ビル「める・びる」がこのほど完成し、オープニング式典が行われました。

「める・びる」は、小矢部市商工会が三井アウトレットパーク北陸小矢部の利用客をまちなかにも呼び込もうと、複合商業施設として整備したものです。

オープニング式典では、新明政夫（しんめいまさお）会長が「にぎわいづくりの拠点として運営していく」と挨拶。
続いて桜井市長が「アウトレット利用客の１パーセントをまちなかに呼び込もうとしても単発のイベントではなかなか難しい。今後める・びるが地域の賑わいづくりの拠点になると確信している」と祝辞を述べました。

「める・びる」は延床面積およそ５５４平方メートル。１階には、小矢部産の食材を用いたメニューを提供する「カフェ ホーム グロウン」ができ、２階は、木製の家具や絵本などを置いた、交流スペース「街の立ち寄り場」になっています。

また３階には、サークル活動や会合に対応した貸スペース、そして４階はシェアオフィスと共有ラウンジが設けられています。

「める・びる」は石動駅から１００メートルに位置していて、来年３月オープン予定の新図書館と合わせ、市中心部の賑わいづくりの拠点として期待されています。