福光美術館で、なんとフォトクラブによる写真展が開催されました。

これは、地域社会に根差した写真文化の向上を目的に活動している「なんとフォトクラブ」の作品展です。

会場の福光美術館２階展示場には、会員５１人の力作 ９７点が並びました。

今回、最優秀賞の「北日本新聞社賞」に選ばれたのは、長田 修（ながた おさむ）さんの作品「威嚇」です。

これは、オオワシとオジロワシが餌を奪い合う様子を撮影したもので、オジロワシがひるみながらも口を開けて対抗している姿が、緊張の瞬間を見事に切り取っていると評価されたということです。

こちらは、「ベストショット賞」に選ばれた 片岸 勉（かたぎし つとむ）さんの「北海のジェリー」。

複雑な表面を持つ氷塊（ひょうかい）と、朝日に照らされてオレンジ色に輝く厳冬の北海道の風景が、自然界の神秘を表現しています。

そのほか、地域の祭りを題材に被写体の表情豊かな瞬間を切り取った作品が展示されていました。