国内外で高い評価を得ている滋賀県の障がい者福祉施設「やまなみ工房」の利用者の作品を集めた企画展が福光美術館で開かれている。

この企画展は、滋賀県甲賀市（こうがし）の障がい者福祉施設「やまなみ工房」の知的障がいや精神疾患のある利用者たちが制作した個性豊かな作品を紹介したもので、会場には１２０点余りが展示されている。　
　　
「やまなみ工房」の利用者は８９人で、１９９０年代から利用者の自主性と感性を尊重したアートを取り入れた活動をおこなっている。

そして、およそ１０年前から、国内外での美術館でも展示が行われ、最近では作品を収集家が購入するケースも増えてきている。

「アートって何なん？やまなみ工房からの返信」は、福光美術館で５月９日まで開かれている。