南砺市松原にある「福野デイサービスセンター」が、リハビリ特化型の施設としてリニューアルした。

福野デイサービスセンターは「要介護認定」を受けた人たちの入浴や食事など、日常生活の支援を目的としてサービスを提供していた。

しかし、利用者の家族などからリハビリに重点をおいたデイサービスを求める声があった事から、令和元年からリハビリ特化型デイサービスセンターの整備を進め、このほど開設したもの。

４月１日にはリハビリ特化型福野デイサービスセンターのオープニングセレモニーが行われ、はじめに理事長を務める南砺市の田中市長が「これからも利用者や地域の方々の要望に応え、より質の良いデイサービスを目指し、満足のいく施設にしていきたい」とあいさつ。

続いてセンター長の「山田 利浩」さんがあいさつした。

新しい施設には、歩行訓練や足を鍛える有酸素運動マシンやストレッチマシン、物理療法で振動を与えてマッサージをしたり血流やリンパの流れを改善する機械など１０種類が新たに導入された。

また、リハビリ専門職の理学療法士と作業療法士、それぞれ１名ずつ配置された。

福野デイサービスセンターは、要支援１から要介護５の人や筋力低下など不安を抱えた人が利用対象となっている。