Ｔ＆Ｔ ＴＯＹＡＭＡのジャパニーズウイスキーボトラーズ事業の拠点となる熟成庫の地鎮祭が南砺市井波で行われた。

Ｔ＆Ｔ ＴＯＹＡＭＡはモルトヤマ店主の下野孔明さんと若鶴酒造取締役の稲垣貴彦さんが富山県からウイスキーの魅力を発信しようと立ち上げた共同プロジェクト。
　　　
樽を置く熟成庫は、いなみ木彫りの里近くに建設され、地鎮祭には関係者１３人が出席した。

今回南砺市に建設する熟成庫は、「ＣＬＴ」と呼ばれる木のパネルが採用され強度が高く安定した温度と湿度を保つことができる。

木造平屋建てで南砺市産の杉２８３本、富山県産のヒノキ１０２本を使用。建坪はおよそ２６０坪で、樽を５０００個貯蔵することができる。

２０２２年４月の完成を見込んでおり、５つの県の６ヵ所の蒸留所から買い取った原酒を熟成させ、２０２５年度以降の販売を目指す。