砺波市で「砺波市中学野球交流大会」が開かれた。

この「砺波市中学野球交流大会」は、野球技術の向上と、選手同士の交流を図ろうと、４つの中学校野球部が、市外のチームを招待して対戦する大会で、２０００年に砺波市で行われた「第５５回国民体育大会・軟式野球競技大会」を契機に始められた。

コロナ禍で３年ぶりの開催となった今回は、高岡市の強豪吉野中学校と五位中学校の２チームが招待された。

開会式では、砺波市の庄西・出町・般若・庄川、４つの中学校と招待チームの選手を前に、砺波市野球連盟の大石 昭夫会長が、「試合の勝ち負けばかりではなく、お互いに交流を深め合う機会にしてください」とあいさつ。

選手を代表して、庄西中学校の嶋倉 永吉主将が力強く選手宣誓し、早速交流試合に臨んだ。

交流大会は、直後に行われる県民体育大会砺波市予選の前哨戦という重要な大会で、砺波市野球場と、河川敷野球場、２つの会場に分かれておこなわれた。

試合は、投打にわたり公式戦さながらの白熱したプレイが随所にみられ、チームメイトや観戦する家族から、大きな声援が送られていた。