防災について理解を深める「防災フェスティバル」がイオンモールとなみで開かれた。

今回の防災フェスティバルは避難所生活をテーマにスタンプラリー形式で行われた。

チューリップコートでは段ボールベッドや簡易トイレ、間仕切りテントを設置しミニ避難所が開設され、買い物客らが避難所生活の疑似体験をした。

また、避難所には子どもや女性たちに配慮するため、着替えや授乳などに使われる災害対策用のプライベートルームが設置されたほか、防災ブレスレットのづくり体験も行われた。このブレスレットは、アウトドア用の紐で作られていて、解けばロープになり災害時にものを縛ったり吊ったりできる優れモノ。

グリーンコートでは救急救命体験が行われ砺波消防署の署員が心肺蘇生やＡＥＤの使い方をレクチャーし、屋外では消火器体験や、煙体験が行われた。

ブースを全てまわりスタンプが集まると長期保存ができる非常食用のパンがプレゼントされ、参加者らは疑似体験を通して防災に対する意識を高めていた。