南砺市の総合防災訓練が井波地域を中心に行われた。

南砺市総合防災訓練は砺波平野断層帯東部を震源とするマグニチュード７．０の地震が発生し南砺市で震度６強を観測。地震により建物の倒壊や火災の発生、ライフラインの損壊が起きたという想定で行われた。

今年は井波地域を中心に行われ、メイン会場となった南砺市地域包括ケアセンター周辺では様々な訓練が行われた。

倒壊家屋救助訓練では２０代の男性が倒壊した建物の下敷きになったという想定で行われ柱を除去する小型重機が出動。救急隊と捜索機動隊との連携を確認した。

また今年は避難所での新型コロナウイルス感染症の拡大防止も目的に症状によって３つのエリアに分けるなど新型コロナに対応した避難所設営訓練が新たに行われたほか、２０１１年に起きた東日本大震災の時に置き去りにされたペットが問題となったことから動物動向避難訓練も行われた。

参加者はいざという時の実践的な訓練を行い防災意識を高めていた。