福光地域で、住民の防火・防災意識の向上を図ろうと「福光防火大会」が開かれた。

福光防火大会は、１９７９年に、町の中心部およそ８割を焼失した「福光大火」を教訓に毎年おこなわれていたが、新型コロナ影響で今年は３年ぶりの開催となった。

大会には、南砺市消防団福光方面団をはじめ、福光地域自主防災会、幼年消防クラブなどおよそ４００人が参加した。

小矢部川の河川公園では福光中学校吹奏楽部や、福光東部小学校４年生の和太鼓演奏が行われた。

会場では、レスキュー隊の体験コーナーや、水消火器を使った初期消火体験ができ、子供たちも火の怖さを学んでいた。

最後に、消防団がポンプ車２２台の一斉放水がおこなわれ、参加者らは防火への意識を新たにしていた。