城端さくら保育園の園児が、空き巣や自転車の盗難防止を呼び掛けた。

このキャンペーンは、南砺市内での空き巣や自転車の盗難被害を防ごうと「南砺市防犯協会」がおこなったもので、この日は、城端さくら保育園の年長児２７人が「ちびっこカギかけパトロール隊」となり、市民に戸締りを呼び掛けた。

城端さくら保育園では出発式が行われ、南砺市防犯協会の八畑 豊四郎常任理事が「ちびっこカギかけパトロール隊に委嘱します」と園児に委任状を交付した。

そのあと、南砺警察署城端交番の東 利玖巡査から「商店街の方にカギをかけてもらい、被害にあわないように呼びかけをお願いします」と鍵プレートが手渡された。

パトロール隊になった年長児は、城端西町商店街の銀行や和菓子屋さんなどを訪ね、防犯を呼び掛けた。

南砺警察署城端交番の高橋巡査長は、９月末の南砺市の被害状況は空き巣１件、車上狙い１件が発生している。いずれも鍵の掛かっていない箇所からの被害となっておりますので是非とも「カギかけ」をよろしくお願いしますと話していた。