５０回の節目を迎えた小矢部市大華道展が開かれた。

大華道展には、市華道連合会に加盟する「池坊」、「草月流」、「古流華盛会」の３派から、大作５点、中作５２点、あわせて５７点の作品が並べられた。

この展示は、毎年この時期におこなわれ、それぞれ、秋ならではの植物をあしらい、季節感を感じさせている。

来場者は、どんな季節の素材が使われているかや、どんな工夫がされているかなどを一つひとつ興味深く鑑賞していた。

出品した会員は「市民からより愛される団体になるよう生け花の魅力を若い世代に伝えていきたい」と意気込み、今回の大華道展は、５０周年節目にふさわしい展示となっていた。