持続可能な農業経営を目指そうと、農事組合法人 イノベーション小坂が設立された。

今回設立された農事組合法人は、農家の高齢化や農地放棄地の問題を考え、地域農業の振興や農地の保全などを目的に、地元農家６９人が設立した。

設立総会には組合員や田中南砺市長などおよそ９０人が参加。初めに発起人代表の湯浅武さんが「革新的な営農に貢献し、安心・安全な農作物を提供できる仕組みづくりと収益性を確立させ若い世代に繋げていきたい」と挨拶した。

新組合長には常本良盛さんが選出された。

イノベーション小坂では今後、米や大豆、様々な野菜などの畜産物を生産し計画では、令和５年度に４千５９０万円、令和６年度は５千９１０万円を目指す。

また、農業にかかる共同施設の設置や農作業の共同化に関する事業をおこなう予定で、令和５年度中にコンバイン２台、田植え機１台を購入する。