市内の中学生が家庭科の授業で作った絵本が展示され、来館者を楽しませた。

この「中学生の手づくり絵本展示」は、津沢中学校と蟹谷中学校の３年生が家庭科の授業でつくった絵本、合わせて２７冊を紹介する。

以前は、中学生が市内のこども園や保育所を訪ねて手作り絵本の読み聞かせをしていましたが、コロナ禍に伴って中止となり、去年から市民図書館で完成品をお披露目している。

絵本はたて２１センチ、よこ１９センチのコンパクトな大きさで、分量は５ページ。小さな子どもが好きな「動物」や「昆虫」、「乗り物」や「食べ物」をテーマに、色遣いをカラフルにしたり、レイアウトを工夫したり、立体的な仕掛けを施したりと力作ぞろい。

いずれも図書館の絵本などを参考に仕上げた。

また、コラボ展示として、子ども向けの絵本や絵本づくりのハウツー本のコーナーも隣接して設けられ、訪れた人が興味深そうに手に取っていた。